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小児科

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 小児科は4人のスタッフで、新生児から中学生までの急性疾患および慢性疾患の治療と、乳児健診や予防接種などを行っている。

スタッフ紹介

職 名 氏 名

(ふりがな)

専門分野 認定・専門医
主任医長 小須田 貴史

こすだ たかし

小児科一般
小児循環器病
川崎病
日本小児科学会(専門医)
医師臨床研修制度(指導医)
医 長 渡邊 裕之

わたなべ ひろゆき

小児科一般 日本小児科学会(専門医)
医師臨床研修制度(指導医)
医 長 小板橋 実希子

こいたばし みきこ

小児科一般 日本小児科学会(専門医)
医 員 髙橋 恭子

たかはし ゆきこ

小児科一般 日本小児科学会(専門医)

診療実績(症例数等)

(1)新生児

 当院NICUには平成26年度は74名が入院した。うちわけは呼吸障害26名、低出生体重児17名、重症黄疸13名、新生児嘔吐症7名、新生児仮死5名、感染症(GBS垂直感染予防含)4名、その他2名であった。また新生児黄疸のみなどの軽症例は5B病棟新生児室で管理し、集中治療を必要とする症例をNICU入院としている。

(2)救急疾患

 小児の時間外受診は年間1000例前後で、ほとんどは発熱、咳嗽、腹痛、下痢などの軽症例であるが、痙攣重積や呼吸障害などの入院を必要とする症例も時に認める。平成13年度より開始された小児救急医療西毛ブロック輪番制に当院も参加しており、小児時間外救急に対応している。また平成18年より富岡市甘楽郡医師会の協力の元に、小児科開業医により原則として第一・第三日曜の午前救急外来を行っている。

(3)急性疾患

 入院患者の大部分を占める肺炎、胃腸炎、腎盂腎炎などの感染症や、気管支喘息発作などが入院している。平成26年度はヒトメタニューモウイルスや溶連菌感染の流行があり、冬季のRSウイルス感染の流行では乳児の呼吸困難例が認められた。
 川崎病は平成26年4月から平成27年3月までに9名が入院した。心臓合併症は2例に認められたが、いずれも後遺症を残さずに退院した。

(4)慢性疾患

 ネフローゼ症候群や紫斑病性腎炎などの腎疾患や気管支喘息、膠原病などの児が長期入院した場合は、学童では赤城養護学校に授業協力してもらいながら治療を行っている。また内分泌疾患では甲状腺機能異常や糖尿病の外来管理を行っている。

(5)小児保健

 乳児健診は生後1ヶ月時には当院出生児全員を対象とし、その後はスクリーニングされたケースに対して神経運動発達の観察を行っている。また市の集団健診にも参加し指導を行っている。予防接種は市の集団接種事業に参加するとともに、アレルギーや癲癇など基礎疾患のある児の個別接種を予防接種外来にて実施している。

小児科Q&A

Q1.発熱時にけいれんした時には、どうすればよいですか?
A1.小児ではけいれん時に舌を噛むことはなく、口の中に何かを入れる必要はありません。吐きそうになった時にだけ顔を横に向け、吐物がつまらないようにしてください。けいれんは数分で止まれば心配ありません。ただし熱の原因の検索や、熱のためのけいれん(熱性けいれん)かの鑑別のため、その後の医師の診察は必要です。また発熱時に使用するけいれん予防の座薬がありますので、医師に相談してください。
Q2.発熱時には着る物はどのように調節すればよいですか?
A2.体温が上昇している間は手足が冷たくなりガタガタします(悪寒と呼び、けいれんではありません)ので、着る物や布団を1枚余分に使用してください。その後、体温が上昇した後は暑がりますので、熱がこもらないように着る物や布団を調節してください。
Q3.発熱時の解熱剤の使用は?
A3.カゼの原因となることの多いウイルスは、体温が高くなるとその増殖が弱まり、ウイルスを退治する防御能力は体温上昇により活発になるとされています。このため熱を下げることがすべてよいこととはかぎりませんが、熱のために食欲がなく辛そうであれば、座薬の使用により一時的には気分が良くなり経口もすすめられる可能性があり、解熱剤を使用してあげてよいと思われます。
Q4.嘔吐・下痢の時の対処は?
A4.吐き気が強く、嘔吐を繰り返す間は何も飲ませないでください。その後、吐き気が軽くなればイオン飲料を少しずつ飲ませ、吐き気がなくなればミルクや消化のよい食物を少量ずつ開始してください。
また便の性状(色、粘液や血液の混入など)、下痢や嘔吐の回数、経口水分の量、排尿(オムツの濡れ具合など)、体重などの観察が必要です。ただし改善がない場合は、医師の診察を受けてください。
Q5.お母さんが病気の時の授乳は?
A5.お母さんの病気の程度をまず考えましょう。授乳するのもつらいような時は、無理してお乳をあげなくてもよいと思います。では授乳できる時の内服ですが、カゼ薬などは吸収された薬の1/100~1/1000がお母さんの血液中に出て、お乳に出るのはその1/10~1/100の濃度と考えられていますので、授乳中も内服して構いません。他の急性の症状(下痢、頭痛など)を抑える薬も同様と考えられますので、授乳中の内服は可能と思われます。ただし、免疫抑制剤、抗痙攣剤、抗不安剤、抗凝固剤などは問題となりますので、お薬を出してもらった医師に相談してください。