院長あいさつ
公立富岡総合病院
院長 宮崎増美
令和4年4月1日付けで公立富岡総合病院院長を拝命いたしました。
新型コロナ感染症の第6波はなかなか収束しません。第二種感染症指定医療機関としてコロナ専用病棟を立ち上げ、主に軽症・中等症の患者さんの診療にあたっています。コロナ対応は3年目に入りますが、院内感染による診療停止もなく、地域医療を継続出来ているのも、地域の皆様のご協力の賜物と深く感謝しております。
本年から団塊の世代の方々が75歳を迎え始めます。75歳は健康寿命にとって節目であり、医療・介護の必要性が増える年齢です。我々の医療圏はすでに、高齢者人口はピークに達しており、若年者人口は減少していますので、高齢化率は他の医療圏よりも進んでいます。医療必要量のピークにも達しているかもしれません。
これは、避けることのできない課題ですが、群馬県西部の富岡甘楽地区や安中・吉井地区の急性期医療のニーズに応じ「地域の医療を守ること」は、当病院の使命です。
さらに生まれてから看取りまで、地域に質の高い医療・ケアの提供をし続けることも当院の使命です。
近隣の医療施設や介護施設とも双方向の連携をさらに積極的に続けていきます。
「トミソウ」があって良かった、頼りになると地域の皆さんに感じて頂けるように、職員一同頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。