当院は、平成19年1月31日より厚生労働省より地域がん診療連携拠点病院として指定を受けておりましたが、この度2023年3月23日付けで、4回目の指定更新を受けました。
がん診療連携拠点病院とは、地域住民が質の高いがん診療を受けることができる体制を確保することを目的とし、そのために必要な、厚生労働省の定める各基準をクリアした病院が指定を受けることができます。(2023年4月1日時点では、全国357病院が指定を受けています。)
今後ともこの地域の中核病院として、質の高いがん診療を提供してまいります。
がん登録について
がん登録とは、がんの罹患や転帰などの状況を登録・把握し、分析する仕組みであり、がん患者さんの患者数や罹患率、生存率、治療効果の把握など、がん対策の基礎となるデータを把握するために必要なものです。当院は、地域がん診療連携拠点病院として、院内がん登録に取り組んでいます。
院内がん登録とは
院内がん登録は、法律に基づき実施されており、当院で診断・治療されたすべてのがん患者さんについて、がんの情報を登録しています。
院内がん登録で収集された情報は、国立がん研究センターに全国がん登録や院内がん登録全国集計として集められ、集計分析が行われがん対策の充実などに活用されます。
また、院内においても当院の患者さんの受診状況の把握や、がん診療の評価をすることにより、がん医療の質の向上に役立てています。
院内がん登録全国収集データの二次利用について
国立がん研究センターへ提出された院内がん登録データは、報告書として公表されるほか、二次利用としてデータのより詳細な集計や研究解析による実態の検討などにも利用されます。
もしご自分に関する情報が二次利用に使われたくない場合は当院の窓口へお申し出ください。