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緑内障は、眼圧(眼の中の圧力)が上がって、視神経が障害される病気です。放っておくと、視野(見える範囲)がせまくなったり、視力が低下して、失明に至る可能性もあります。今、日本では40歳以上の30人に1人、約200万人が緑内障といわれています。 |
しかし、治療を受けているのは、そのうちわずか20%の人と考えられています。緑内障でいったん失われた視力・視野は、残念ながら元に戻すことができません。従って、早期発見・早期治療が重要なのです。
【視力検査】
眼圧検査…空気で測定する方法や眼に表面麻酔をおこない
測定する方法があります。
眼底検査…眼に光をあてて、視神経の状態を調べます。
視野検査…見える範囲がどのくらいあるかを調べます。
光が見えたらボタンをおしてもらう検査です。 |
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以上が検査の内容ですが、どの検査も痛みはありませんので心配はありません。
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緑内障の治療の基本は、眼圧を下げて病気の進行を抑えるものです。しかし眼圧は、正常範囲なのに視神経の障害が進む緑内障もあり、緑内障のタイプ・進行具合によって治療法が違ってきます。 大半は、点眼薬の治療で経過を見ていく場合が多いのですが、最初にレーザー光治療が必要な場合もありますし、経過で手術が必要になる場合もあります。 |
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