■私の仕事の原点 |
■患者満足度調査 |
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■(職場紹介11) 血液浄化室 紹介 |
■院内トリアージ訓練の報告 |
■どんと祭りに参加して |
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私は、昭和42年に、甘楽富岡国民健康保険団体連合会「富岡厚生病院」に入職しました。当時をふり返ってみますと…、当時の病床は、186床(一般病床150床・結核病床36床)であった。用度係り担当になった私の初めての仕事は、パイピング設備の無い各病棟で使用する酸素ボンベ(7000リットル)を外来患者の待つ廊下の間を転がして運ぶ仕事であった。なぜ事務員がこんな仕事をと恥ずかしさと恐ろしさが先に立った。そんな私に先輩が言った一言は“病院人は、一に『患者さんのため』に、二に『病院のため』に、このあたり前の仕事ができなければ一人前にはなれない”と言うことだった。ある日、木造二階建ての階段を上り結核病床で急変した患者さんのベッドサイドへ、酸素ボンベをセットしたときだった。患者さんとその家族から「ありがとう」という言葉をいただいた。その時は、胸が熱くなり自分がやっている仕事に誇りを持てた。また、産科病棟のトイレがつまり使用できないで不便している患者さんのためにゴム手袋をし、詰まり物を取り除き貫通した瞬間の皆の喜ぶ顔も忘れられない。これらが、患者さんの立場に立った仕事をやりぬこうと決意したときでもある。 二つ目の「病院のために」だが、病院経営が安定していなければ医療の質と患者サービスの向上は図れないということである。そんな経験をしたのは、病院の材料費の大半を占める薬品管理を用度係である私に行うよう院長から指示があったときだった。多種ある薬品の名称もわからなく、不安で夜も眠れない日もあった私に院長は「薬と思わず鉛筆だと思って在庫管理をすれば良い。薬品名は後から覚えられるのだから。今必要なのは、適正な管理をすることだ。」とおっしゃった。院長に言われたとおり1〜2年して全薬品名も覚え、薬品の購入価格にも興味を持ち価格交渉を任せてもらえるチャンスを得た。当時、第三世代である抗生物質使用が多く、どうにかして低価格で購入したい気持ちが高まった。そんなある日、先輩と出席した自治体病院開催の用度研究会において全国で一番安い仕入れ情報を得た。当院の価格が、全国でも安値で購入できているという結果に喜んだことは、今でも忘れられない。その後、問屋を通してメーカー交渉を繰り返した。一年後に見た自治体病院共済会の資料で当時の病院は、薬価差益が経営を左右する程であった。 こうした病院人の心得を学んだことがあってこそ、今があるといえます。あたり前と思われる事ですがなかなか忘れてしまいがちであります。
2009年冬 44号 |
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当院は、地域中核病院として、より良い病院づくりを常にこころがけています。それを具体化するための一環として、入院患者さんおよび外来患者さんにアンケートに回答していただくことにより患者さんが当院のサービスにつき、どのように感じていらっしゃるかをまとめてみました。アンケートの結果については下記のとおりです。 1・入院・患者満足度調査結果報告 (対象者;平成20年12月1日(月)〜12月12日(金)の期間に入院された患者さん) アンケート回収数180名(女性88名 男性90名、無回答2名)でした。 入院経験については、84%の方が経験があり、16%の方が「初めて」の方でした。当院の選択理由として 「総合病院だから」と「医療設備が整っている」が22%、「他医療機関からの紹介」が19%でした。 「職員の対応や施設の清潔」については、下記の結果となりました。 |
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各職員や設備について、「満足」と「一応満足」を合わせ平成19年度と今回を比較しますと 下記のような結果となりました。 今回の結果をふまえ、より良い医療サービスに努めて行きたいと思います。 |
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2・外来・患者満足度調査結果報告 (対象者;平成20年12月4日(木)に外来受診された方) 外来患者様数 686名、アンケート回収数 355名、回収率51.7%でした。 (女性185人、男性140人 無回答30人) 当日は、多くの患者様にご協力いただきまして、ありがとうございました。 性別では女性57%、男性43%の割合でした。年齢は50代以上の方で7割以上を占めていました。 当院の選択理由としては、「総合病院だから」とした方が30%、「紹介」が17%でした。「総合病院だから」は 18年度27%、19年度29%と徐々に増えてきています。「予約・当日受付」別では、8割以上が予約でした。 受付から診療までの待ち時間は、30分〜1時間以内の方が8割で、予約受付の受診割合が関連すると思わ れます。患者さまの感想としては、「長いとは思わない方」が、18年度39%、19年度41%、今回は52% 年々増えてきています。「やや長い」と思う方は、徐々に減少しています。「長い」と思う方は、18年度12%、 19年度17%、今回は13%と年度より増減しています。 「かかりつけ医の先生がいます」と回答された方が58%で、お持ちでない方は42%となり年々増えています。 その理由としていろいろご意見をいただきました。意見内容から病状や待ち時間等の理由により、病院と 診療所を選んで受診しておられることがわかりました。また、診療に対する不満や職員の接遇に対するご意見 もいただきました。 |
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各職員のマナー・対応・あいさつは、いかがでしたか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
各部署の対応については上図のとおりの結果となりました。 「とても良い」が昨年度の調査と比較して平均2.4ポイントダウンしました。 入院・外来それぞれ患者さまからいただいた貴重なご意見を参考にいたしまして、全職員が教育や接遇研修 等に参加して知識や見識を深め、より良い医療サービスができるよう努力していきたいと思います。 また、日頃お気付きのご意見がありましたら、院内に設置してあります「皆様の声」にご意見の投函をお願いし ます。個人的な回答はいたしませんが、毎月エントランスホールの掲示板にて回答をさせていただきます。 |
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大規模災害対策委員会委員長 | |
麻酔科主任医長 嶋田 均 | |
昨年11月14日、院内で大規模災害想定訓練が行われた。今回は大型車両の関係する交通事故で多数の負傷者が発生したという想定であった。院内各部署からの参加者は約90名。今回の目的は患者の治療優先順位を決定するトリアージの訓練のほか、収容者の動線やゾーニング、情報伝達の確認などいくつかあった。搬送された負傷者役は病院玄関前に設営されたトリアージポストで重傷度によって各ゾーンへストレッチャーあるいは徒歩で移動する。ここでの指揮官は外科の井上医師が担当した。既に数回、富岡市総合防災訓練で現場指揮の経験がある井上医師は、メガフォンを手に巧みに指示を出して、その結果、トリアージはスムーズに行われた。 実はこれに先立つ11月11日、トリアージの勉強会が開催され、今回の参加者はその方法などをあらかじめ学んでおくことができた。訓練はその3日後に行われたので記憶もまだ鮮明であり、ポイントをつかんだ判断ができたと思われる。動線についてはその後の反省会でいくつかの意見が提出された。 また被災者の情報に関して、個人情報保護と家族や知人の欲する情報との釣り合いをどのように取るかについてもいろいろ問題が指摘された。当然改善すべきところは少なからずあるのだが、それを見つけ出すのも訓練の大きな目的である。実際の大規模災害ではトリアージを行ってからの治療が大変な訳だが、ともかくスタート地点を確立することができたと思う。 当日は晩秋の夕暮れで灯りが必要かと予測していたが、訓練時はまだ十分明るく、終了後の反省会のときにようやく暗くなった。今後は夜間休日などの手薄の時、悪天候のときなど、いろいろな場面を想定してさらに訓練を重ねていく必要がある。参加した職員からは今後も研鑚を積んでいきたいという前向きな感想が多かったことが頼もしく思われた。トリアージの方法をご教示いただいた前橋赤十字病院高度救命救急センター長中野実先生をはじめとするインストラクターの皆さん、さらに日赤群馬県支部の榎原氏、富岡消防署の皆さんに感謝申し上げます。 |
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診療放射線技師 栗本 隆平 |
10月18日、富岡どんと祭りが開催された。お祭りの踊りに参加するというのは、小さい頃に神社のお祭りで踊った以来なので、とても新鮮な感覚であった。 当日、はっぴや浴衣に着替えた自分を含め、皆さんお祭りモード全開。七日市病院での鏡割りでは皆さんお酒を飲み、自分も調子に乗って飲んでしまい踊る前から顔はゆでだこ状態。周りからは「大丈夫か、顔が真っ赤だぞ」と言われる始末。そしてお祭りが始まり踊り始めたが、踊り自体簡単なものだったのでお酒が入っていても踊ることが出来た。自分の踊っている周りの方々がとても元気よく踊っていたため、自分もそれに乗っかり元気よく踊ることが出来た。 お祭りは夜まであり、途中の休憩以外ずっと踊っていたが、意外にもすごく疲れたという感じはなかった。これも皆さんと楽しく出来たからであろう。こんな楽しいお祭りに参加できてとてもよかったので次回も参加し、次はもっと盛り上がれるように自分が盛り上げ役になれたらいいと思う。 |
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