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2002年夏お元気ですか 第17号 2002年7月 |
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技術部副部長兼技師長 山崎 敏明
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現代医療の特徴は、低侵襲性(minimallyinveisive)であること、生活の質(qualyty of |
the life)を低下させないばかりか、改善させることが大きな目標となっていることです。 |
治療法において代表的なものは、腹腔鏡による胆嚢摘除術があげられます。 |
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従来の開腹手術による方法と比べて、侵襲性は極めて低く、患者様は術翌日から食事 |
や歩行も可能で、術後疼痛も軽度であり、入院期間も3〜4日と短く、社会復帰は開腹術 |
に比べてずっと早くできます。 |
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それでは、診断法についてはどうでしょうか。昔は、画像診断の手段といえばX線しか |
ありませんでした。しかし今は、X線に並ぶものとして超音波検査が上げられます。 |
超音波検査は痛みなどがなく安全で多くの診断に利用されています。 |
又、X線画像検査と超音波画像検査を組み合わせることにより多くの疾患の診断ができ |
ます。ただ欠点としては、超音波画像診断法は誰もが手軽に操作出来ても、誰もが適 |
切な診断が出来るとは限らない。 |
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超音波画像診断法は手軽ではあるが、超音波診断装置の真価を十二分に発揮させる |
にはそれなりの勉強と経験を積む必要があります。行うことは容易であるが、正しい所見 |
を得るのが難しい点です。超音波検査対象臓器はおおげさに言えば頭の先から足の |
先までで、とくに腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓)の臓器診断に使用されています。 |
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また、腹部臓器診断のほかに良く使用されるのが、心臓病診断で、心臓に対する最初 |
の検査は心電図ですが、通常の心電図では、数分間の検査中に変化がなければ異常 |
をとらえることは困難なことが多いので、胸痛や動悸、息切れなどの症状を訴え心疾患 |
が疑われる場合はどうしても精密検査が必要になり、その基礎疾患を検索しなければな |
りません。心疾患確診のための外来で出来る最も適した検査は心臓超音波検査である |
と思います。心臓超音波検査の特徴は、何と言っても心臓壁の動き、弁の動き、血流が |
直接観察出来ることです。 |
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超音波診断装置も日進月歩で、つねに最新の機器を使用することが望まれます。 |
これからの医療の在り方は、予防医療に代表されると考えます。その中で、低侵襲性の |
超音波検査は今後ますます多くの分野で利用され威力を発揮すると考えます。 |
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|第17号TOP| |
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予約の方以外は、中央受付1・2番又は再来受付機で受付を済ませて下さい。 |
受付をしないと診察や薬を処方する事ができません。 |
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初めて病院で診察を受ける方、及び新たに他の科の診察を受ける方、保険証が変わっ |
た方、受付方法が解らない方、3ケ月以上受診されていない方は、『診察申込書』に |
必要事項を記入し、保険証を添えて中央受付1・2に提出して下さい。 |
老人受給者証・紹介状・レントゲンフィルム等お持ちの方は、一緒に提出して下さい。 |
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予約をしていない方、お薬のみを希望される方は、再来 |
受付機で受付を済ませて下さい。 |
お薬のみ希望される方は受付後『再来受付票』と『くすり問診票』 |
を一緒に診察室前のくすり受付箱へ提出して下さい。 |
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の使い方について |
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今までに診察を受けたことのある科は再来受付機をご利用下さい。 |
初めての科に受診される方、及び3月以上経過した方は再来受付機で初めての |
科に受診される方、及び3月以上経過した方は再来受付機では受付出来ません |
ので、診察券、診察申込書、保険証を一緒に中央受付1・2に提出して下さい。 |
休日に救急外来で受診した場合は再来受付機が利用出来ない場合がありますので |
注意して下さい。 |
(但し、歯科は受付出来ませんので、受付又は直接歯科に申し出て下さい。) |
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受付方法は以前と全く変わりませんが、診察後の請求書・予約券・薬引換券が |
1枚になり外来ブロック受付で発行されますので、中央受付の群銀窓口で会計 |
して下さい。 |
※ご不明な点につきましては、中央受付窓口に申し出て下さい。 |
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6月から医師の人事と増員がされました(増員された科は整形外科・口腔外科・ |
耳鼻科・泌尿器科・神経内科各1名です) |
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いままでは皆様の声(回答)は2カ月間でまとめて回答していましたが、これからは |
1カ月で回答出来る様に変更いたします。 |
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