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2007年春お元気ですか                    第37号 2007年 4月







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 言語聴覚士  鈴木 孝幸 

 スキー部は当院のサークルの中でも歴史があり、かつ、数あるサークルの中でも多くの
職員が在籍しています。主な活動は年2回の検討会、年3〜4回の定例行事があります。

検討会では部員同士の親睦を図りながらスキー談義に花が咲きます。

 定例行事では本年度は12月にかぐら・みつまたスキー場、1月には新潟県にある妙高
高原、2月には1泊2日の合宿として山形県の蔵王温泉スキー場へ行ってまいりました。
合宿当日は深夜0時に集合し、バスでの遠路を車中泊にて過ごし、スキー場へ着いたの
は朝の7時、眠い目をこすりながらあたりを見渡すと一面の雪!今年は暖冬で雪が少な
いといわれていましたが、現地は豊富な積雪にパウダースノーとゲレンデコンディション
は良好、広大なゲレンデは多数のスキーヤー、スノーボーダーで大混雑していました。
そして、蔵王温泉といえば有名なのが“樹氷”ですが、あいにく山頂付近は暴風雪のため
視界不良となり絶景を堪能することはできませんでしたが(残念!晴天率が低いスキー場
でもあります)樹氷はしっかり育っていました。
2日目も朝から雪(少し吹雪いており、やはり視界不良でしたが)!ゲレンデ状況も良好
で、前日からの疲労を忘れ滑りを楽しむことができ、満足した気分で帰路につくことがで
きました。
 冬は“寒いから・・”と心も体も塞ぎこんでしまう方もありますが、日々患者様に元気を与
えていかなければいけないはずの病院スタッフに元気がなくては申しわけありません。
雪山の山頂から眺める景色、滑走の爽快感はとても心を癒し、新たな活力を与えてくれ
ています。スキー部の活動が微力ながら患者様への対応に活かされればと思っており
ます。寒さが苦手な方も一歩足を踏み出してウィンタースポーツを始めてはいかがで
しょうか??

スキー部



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3A病棟看護師  清水 志保 


 3A病棟は外科・口腔外科の病棟です。ベッド数は45床で、主に手術目的の患者様
が入院されています。2B(HCU・ICU)病棟やPCU(緩和ケア)病棟ができるまでは手術
直後の患者様や緩和ケアを目的とした患者様もいらっしゃいましたが、現在は手術前
の患者様と手術後の患者様がほとんどです。

 入退院数は約150件/月、手術件数は約60件/月と非常に多いため多忙ではありま
すが、その分スタッフ間の連携はピカイチで、患者様に対してもいつも笑顔の耐えない
病棟であると感じています。看護師間の連携はもちろんですが、3A病棟では医師・
看護師・薬剤師・栄養士・検査技師・臨床心理士・MSW(ソーシャルワーカー)と様々な
職種のスタッフが密に協力し合って患者様と関わっています。医師は外科、口腔外科
ともに全員で治療にあたっている為、どの医師に聞いても患者様のことがわかり、より
速い対応ができています。薬剤師には内服薬の管理を、栄養士には看護師ではでき
ないより細かな栄養指導を、臨床心理士には患者様の心に深く関わってもらい、MSW
には退院後の生活の調整を、と看護師の手の届きにくいところを専門性の高いスタッフ
に依頼しています。言わば、かゆいところに手が届く病棟であると自負しております。

 もちろん、様々な職種の連携の中心には患者様がいらっしゃいます。患者様がよりよ
い入院生活を送ることができるように、退院後も困ることがないようにお手伝いができ
たらと、スタッフ一同心がけております。何かありましたら気軽に声をおかけください。

3A病棟について少しでもお分かりいただけたでしょうか。

今年は暖冬ですが、3月に入り寒い日が続いております。
健康管理には十分お気をつけください。

3A病棟スタッフ



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放射線科技師長  戸塚 幸雄 


乳がんの現状

 現在、乳がんは胃がんを抜いて、日本女性のがん罹患率の第1位となっています。
年間3万5千人の方が発症し、今後も、ライフスタイルの変化や食生活の欧米化に伴い
増加することが予想されています。一方、欧米では女性の8人に1人の割合で乳がんに
罹患すると言われておりますが、マンモグラフィを用いた検診がいち早く採用されていま
す、アメリカ、カナダ、イギリス、スウェーデンなどでは、死亡率が減少傾向にあります。

マンモグラフィについて
 早期の乳がんも発見できる乳房専用のX線撮影のことです。
乳房は柔らかい組織で出来ているため専用のX線装置を使用します。乳がんを検出す
る上で現在最も感度の高い手法と言われ、腫瘤はもちろんのこと、がんによる微細な
石灰化も写し出すことが出来、しこりとして触れない乳がんを微細石灰化として描出出
来る点が、マンモグラフィの最も優れたところです。

 撮影にかかる時間は、更衣から撮影終了、フィルム確認まで含めて約15分から20分
程度です。通常の検査では立体的な乳房全体がフィルムの中に、もれなく写し出される
ように、一方の乳房に2方向の撮影を行います。
撮影時、乳房を圧迫板ではさみ圧迫するため痛い
です。これは、診断に必要な良い写真をとるために
は、とても重要な事なのです。乳房は立体的で厚み
もあり、そのまま撮影すると乳腺や脂肪、血管などと
の重なりで、実際に腫瘍があっても写しだされない
ことが有ります。正しい診断の元となる乳房写真を
撮るためには乳房をなるべく均等の厚さに圧迫し、
細かい乳腺、また脂肪組織をフィルムに写して診断
する必要があるからです。そこで、どうしてもマンモ
グラフィでは乳房を圧迫する必要があるのです。
また圧迫により、放射線の被曝量を少なくする効果
もあります。

 最後に、乳がんは自分で発見しやすいがんの一つです。自己検診と定期健診を
うまく組み合わせて早期発見、早期治療を心がけましょう。



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