平成29年度 公立富岡総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 461 123 199 315 371 598 1404 1785 1609 573
平成29年4月1日から平成30年3月31日までに一般病棟を退院した年齢別(10歳刻み)の患者数です。
入院時の年齢で集計しており、90歳以上はひとまとめになっています。
平成29年度退院患者は7438人で、地域の高齢化に伴い70歳以上が全体の半数を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 134 19.4 20.83 21.64 83.15
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 87 14.11 12.34 9.2 78.45
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 46 12.54 13.51 2.17 85.24
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 44 24.95 19.65 15.91 76.73
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 37 18.22 14.27 0 61.86
内科では誤嚥性肺炎の入院が最も多く、次いで腎臓や尿路の感染症、75歳以上の軽症肺炎、間質性肺炎、2型糖尿病の入院となっています。高齢者が多いため平均年齢も高く、介護施設・福祉施設からの入院も増えています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx0100xx 胆嚢水腫、胆嚢炎等 胆嚢摘出術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 58 8.57 14.01 3.45 65.69
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 52 10.96 8.98 0 73.48
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 43 17.74 17.27 0 70.58
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 32 4.41 5.56 0 27.69
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 18.71 15.61 0 69.18
外科では鼠径ヘルニア手術の入院が最も多くなっていますが、短期滞在手術等基本料3を算定しているためDPC対象外となっています。
DPC対象の入院では胆嚢炎に対して胆嚢摘出術を行った入院が最も多く、次いで腸閉塞、胃癌の手術、虫垂炎の手術、結腸癌の手術となっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 134 26.25 27.09 80.6 84.95
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり 47 3.32 2.93 0 66.91
070350xx99xxxx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 40 8.65 8.83 0 47.65
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし 39 28.49 21.7 10.26 66.92
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 36 22.14 19.94 63.89 79.06
整形外科では大腿骨骨折に対して骨折観血的手術や人工骨頭挿入術の手術を行った入院が最も多くなっています。高齢者が多いため平均年齢も高く、当院で治療後リハビリテーション目的で他医療機関へ転院することが多いため転院率も高くなっています。
次いで腰部脊柱管狭窄症等に対する腰椎ミエロ検査の入院や脊椎固定術を行った入院となっています。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 57 9.4 10.61 5.26 78.77
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 51 9.02 11.44 3.92 74.1
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし 50 10.06 9.06 2 71.9
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 50 6.18 5.5 4 58.14
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 47 16.32 9.85 10.64 83.68
消化器科では大腸ポリープに対する内視鏡手術の入院が最も多くなっていますが、短期滞在手術等基本料3を算定しているためDPC対象外となっています。
DPC対象では総胆管結石や胆管炎に対し内視鏡手術を行った入院が最も多く、次いで肝癌に対する血管塞栓術、虚血性大腸炎の入院となっています。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 168 22.74 17.71 9.52 82.33
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 134 3.16 3.03 1.49 70.07
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 48 6.58 4.62 0 71.42
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 39 14.85 12.72 0 69.36
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 37 9.27 11.21 2.7 82.7
循環器科では慢性うっ血性心不全の入院が最も多く、高齢者が多いため平均年齢も高くなっています。次いで狭心症等に対しての心臓カテーテル検査の入院が多く、カテーテル検査で血管の狭窄率が高いと手術が必要になり再入院して経皮的冠動脈ステント留置術を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 35 4.37 5.75 0 62.17
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 33 5.45 7.64 0 71.61
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 27 7.85 12.34 0 73.78
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし 26 9.15 8.94 7.69 67.92
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 22 11.64 19.01 0 72.27
泌尿器科では前立腺癌疑いに対する前立腺生検の検査が最も多くなっていますが、短期滞在手術等基本料3を算定しているためDPC対象外となっています。
DPC対象では尿管結石症に対して経尿道的手術を行った入院が最も多く、次いで膀胱癌で経尿道的手術と化学療法を行った入院となっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 109 6.5 6.18 1.83 0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 50 6.8 5.94 0 0.84
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 45 5.16 5.5 0 2.87
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 31 6.16 6.03 3.23 2.29
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 31 13.42 11.49 0 0
小児科では新生児黄疸や呼吸障害、嘔吐等で入院した新生児疾患の患者が最も多くなっています。
次いで急性気管支炎や細気管支炎、ロタウイルス等のウイルス性胃腸炎の入院となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 105 4.77 5.15 0.95 67.17
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 68 5.87 5.48 1.47 43.97
030428xxxxxxxx 突発性難聴 35 14.4 9.18 0 57
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 29 9.76 9.45 0 54.66
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 22 5.59 7.58 0 58.68
耳鼻咽喉科では耳性めまいやメニエール病の入院が最も多く、次いで扁桃周囲炎や扁桃炎、突発性難聴、顔面神経麻痺の入院となっています。
突発性難聴による入院では高気圧酸素治療を行う患者が多いため、入院日数が長くなっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 71 10.38 9.75 0 32.72
120140xxxxxxxx 流産 34 2.12 2.43 0 33.03
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 25 9.28 9.91 0 45.12
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 22 10.32 9.67 0 30.77
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2 なし 19 9.95 20.41 26.32 29.79
産婦人科では既往帝切や骨盤位等に対して帝王切開術を行った入院が最も多くなっています。
次いで稽留流産や進行流産、子宮筋腫の手術、胎児ジストレスに対して帝王切開術を行った入院となっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 36 10.31 9.68 8.33 74.64
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 18.1 19.1 45 74.75
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 11.47 7.34 0 71.13
010040x199x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 10 26.4 21.36 50 78.5
160100xx99x01x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり - - 21.48 - -
脳神経外科では慢性硬膜下血腫や脳挫傷等の頭部外傷の入院が多く、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術や縫合等の手術を行った患者が36人、手術なしが19人となっています。次いで脳出血での入院となっています。
※患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161000x199x0xx 熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし - - 12.1 - -
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし - - 10.89 - -
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 8.95 - -
080080xxxxxxxx 痒疹、蕁麻疹 - - 6.57 - -
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし - - 11.73 - -
皮膚科では熱傷(やけど)の入院が最も多くなっています。次いで薬疹、帯状疱疹、蕁麻疹の入院となっています。
※患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020320xx99xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術なし - - 8.46 - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.59 - -
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり - - 3.3 - -
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 15.25 - -
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術・処置等1 なし - - 4.94 - -
眼科では9割以上が白内障手術の入院ですが、短期滞在手術等基本料3を算定しているためDPC対象外となっています。
※患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 27 19 - 18 - - 1 7
大腸癌 31 42 38 25 - - 1 7
乳癌 21 - - - - 1 7
肺癌 10 - - 48 - 13 1 7
肝癌 - - - - 58 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)について、初発の病期分類(ステージ)別と再発に分けて患者数を集計したもので、患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
UICC病期分類とは国際対がん連合(UICC)によって定められた、①原発腫瘍の広がり②所属リンパ節転移の有無と広がり③遠隔転移の有無の3つの項目により癌をⅠ~Ⅳまでのステージに分類するものです。
当院は大腸癌が最も多く、次いで肺癌、胃癌となっています。胃癌や乳癌は早期ステージ、肺癌はⅣ期、肝癌は再発が多くなっています。
がん診療連携拠点病院の機能を発揮し、病期・病態に応じて最良の治療を提供できるように努めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 43 10.42 60.05
中等症 148 14.99 80.17
重症 43 19.12 86.05
超重症 - - -
不明 - - -
入院の契機となった傷病および医療資源を最も投入した傷病が肺炎(誤嚥性肺炎、間質性肺炎を除く)で、市中肺炎(入院前に発症した肺炎)である20歳以上の患者を集計したもので、患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
重症度はA-DROPスコアを用いており、入院時の状態の該当項目数で軽症~超重症に分類されています。
当院は中等症が最も多くなっており、重症度が高くなるほど平均在院日数は長く、平均年齢は高くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 158 18.92 78.74 43.11
その他 - - - -
医療資源を最も投入した傷病が脳梗塞の患者について、発症日から入院までの日数を「3日以内」と「その他」に分けて集計したもので、患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
当院は9割以上が発症から3日以内に入院になっており、脳卒中地域連携パスを整備しリハビリテーションや長期療養が必要な場合は他医療機関との連携を行っているため転院率が高くなっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 133 1.02 2.05 1.5 63.17
K672 胆嚢摘出術 67 4.21 5.49 2.99 66.9
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 52 5.69 19.81 3.85 70.92
K7181 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 32 0.53 2.91 0 28.22
K6552 胃切除術(悪性腫瘍手術) 28 2.96 17.43 0 70.46
最も多い鼠径ヘルニア手術は9割以上予定入院で行っており、小児は日帰り、成人は4日間の入院となっています。
次いで胆嚢炎に対する胆嚢摘出術、結腸癌に対する結腸切除術、虫垂炎に対する虫垂切除術、胃癌に対する胃切除術となっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 119 5.83 18.77 72.27 83.26
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 56 1.88 25.64 44.64 73.88
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方椎体固定) 51 2.8 24.49 7.84 62.76
K0811 人工骨頭挿入術(肩、股) 33 8.91 18.03 90.91 81.67
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 32 4.03 14.34 31.25 62.31
骨折に対する手術が最も多く、次いで変形性膝関節症や股関節症に対する人工関節置換術、腰部脊柱管狭窄症等に対する脊椎固定術となっています。
部位別の内訳は骨折観血的手術(上腕11人、大腿108人、前腕22人、下腿10人)、人工関節置換術(股26人、膝30人)人工骨頭挿入術(股33人)、脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術94人(前方椎体固定1人、後方又は後側方固定25人、後方椎体固定51人、椎弓切除3人、椎弓形成14人)となっています。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 220 0.05 2.15 0 65.94
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 55 3.89 12.22 9.09 78.02
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 45 1.33 5.51 4.44 73.89
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 等 25 4.64 9.56 12 75.88
K654 内視鏡的消化管止血術 24 1.5 10.29 4.17 71.33
最も多い内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術は予定入院で行っており、入院期間は3日間となっています。
次いで閉塞性黄疸等に対する内視鏡的胆道ステント留置術、肝癌に対する血管塞栓術となっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 287 1 1.99 0 74.09
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) - - - - -
K224 翼状片手術(弁の移植を要するもの) - - - - -
K207 瞼縁縫合術(瞼板縫合術を含む。) - - - - -
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合) - - - - -
最も多いのは白内障に対して行う水晶体再建術となっています。すべて予定入院で、片眼に対し入院日数は4日間となっています。
※患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 57 1.46 3.35 0 71.44
K610-3 内シャント設置術 35 8.37 8.2 8.57 70.34
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 35 1 2.37 0 62.17
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 26 2.58 7.35 0 63.12
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 21 0.76 6.1 0 70.9
膀胱癌に対する経尿道的手術が最も多くなっています。次いで人工透析のための内シャント設置術、尿路結石に対するレーザーによる経尿道的手術、腎癌・尿管癌に対する腹腔鏡下手術、水腎症等に対する尿管ステント留置術となっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 73 3.21 8.52 0 32.81
K9091 流産手術(妊娠11週までの場合) 33 0.45 0.12 0 33.48
K877 子宮全摘術 31 1.03 8.06 0 50
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 30 3.37 8.8 0 31.5
K867 子宮頸部(腟部)切除術 15 0 1 0 37.4
帝王切開術が最も多く、予定73人緊急30人となっています。次いで稽留流産等に対する流産手術、子宮筋腫に対する子宮全摘術となっています。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 39 0 19 0 69.54
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 33 4.55 2.94 6.06 70.15
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 33 2.36 17.88 6.06 82.82
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 17 0 9.24 5.88 70.76
K597-2 ペースメーカー交換術 12 2.17 3.75 0 84.5
急性心筋梗塞や狭心症等に対する経皮的冠動脈ステント留置術が循環器科手術の上位を占めています。次いでペースメーカー移植術、電池消耗等によるペースメーカー交換術となっています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 16 0.94 2.63 0 55.88
K300 鼓膜切開術 10 9.6 10.8 0 58
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの) 10 1 10.2 0 74.9
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) - - - - -
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) - - - - -
慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術が最も多くなっています。次いで中耳炎に対する鼓膜切開術、声門癌や喉頭白斑症に対する喉頭腫瘍摘出術となっています。
※患者数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 30 1.5 9.4 10 77.9
K0482 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(その他の頭蓋) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
- - - - - - -
慢性硬膜下血腫に対する慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が最も多くなってます。
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内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
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小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) - - - - -
K300 鼓膜切開術 - - - - -
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
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皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0052 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上,4㎝未満) - - - - -
K0061 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝未満) - - - - -
K2761 網膜光凝固術(通常のもの(一連につき)) - - - - -
K0053 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) - - - - -
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その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 41 0.55
異なる 50 0.67
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 28 0.38
異なる - -
医療資源を最も投入した傷病が播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症の症例を入院契機となった傷病との同一性の有無を区別して集計し、全退院患者に対する発生率を示しています。症例数が10人未満の場合は-(ハイフン)で表示しています。
敗血症で入院契機の傷病と異なる場合は、腎盂腎炎や尿路感染症等で入院し入院中に敗血症を発症したものが多くなっています。
手術・処置等の合併症は人工透析シャントの狭窄や閉塞が最も多く、次いで人工関節等挿入物の合併症、術後出血、術後感染となっています。
更新履歴
2018/9/26
平成29年度病院指標を公開